2014年5月13日火曜日

こんな よる


日常生活の中で


ふと

なにか
壮大なトリックに
ひっかかっているのではないかと
思うときがある。


ちいさなころから
ひとりで
考え事をするのが好きだった。

たとえば
わたしが描いた
ノートの他愛無いラクガキが
となりの席の男の子の目に留まって
胸のどこかに残ったまま
大人になって
ひらめきにかわって
男の子がうたうたいになって
その歌がまたどこかの国の女の子の
心に残って
・・・・
その先の話を飽きることなく何パターンも考えて

家に帰って母に
「わたしのラクガキがせかいを変えるかもしれない」
などと言って大笑いされたこともあった。


いまもときどき
ぼんやりとかんがえるのです。

この壮大なトリックの行く末を。



アリスは、いた。
ふしぎの国は、ある。

誰かが何かを変えるタイミングは
いつもそこにあると思う。









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